ロケハンに行った帰り、乗る予定の電車まで時間があったのでサントリーの白州蒸溜所へ行ってみる事に…
白州蒸溜所は南アルプス甲斐駒ケ岳のふもとでとても空気のきれいな場所にあります、ここではシングルモルトウイスキー白州と南アルプスの天然水を製造しているそうです、お水に関しては製造じゃなくてボトリング作業をしていると言っていました、要するにそのままの「天然水」なんだって、その水を使っているのが白州という訳なのです
ウイスキー工場では発酵、蒸留、貯蔵など行程ごとに説明をしてもらったのですが、面白い行程発見☆リチャーという行程で、30〜40年間使われると樽の持つ熟成力が無くなってくるらしく、内側を焼く事によりもう一度パワーを発揮出来る樽に蘇るそうです。最初はアルコール分が多いので青い炎があがり、そのうちぱちぱちと音を立てて赤い炎が上がって来る、そこで水をかけて一気に消す!このタイミングが職人の技なんだそうです。あまい感じのいい香りがたちこめていました
その後は試飲タイム☆とても飲みやすいウイスキーでした、おすすめの飲み方は1:1の水割り、それも仕込み水と割り水は同じもの、氷も同じ水でつくるととても美味しいそうです。ちなみに南アルプスの天然水は硬度30程度、山崎の天王山西山水系の水は硬度が90くらいあるらしい、樽の素材や大きさによっても変わるんだけど仕込み水の硬度によって出来るウイスキーの味が変わってくるそうで、山崎は華麗でエレガント、白州はさわやかで軽やかなイメージなんだって、飲み比べしてみたいです